要点だけ先に
- 大型クラブ(T2 SHINJUKU、WOMB、ZERO TOKYO、V2 TOKYO、六本木のクラブ)は外国人客に慣れていて、ドアスタッフは基本的な英語なら問題なく対応してくれる。
- 困るのはフロアじゃなくてドアとバー。カバーチャージ、ドリンクチケット、IDチェックが、誰も待ってくれないスピードで進む。
- 着く前に英語で入場を済ませておくこと。英語のゲストパスがあれば、ややこしいドアがQRスキャン一発になる。
- バー用の日本語フレーズを5つ覚えれば、夜の95%はそれで乗り切れる。
- 一番デフォルトで英語が通じるのは六本木。渋谷と新宿はもう少しローカルだけど、それでも全然いける。
東京で最高の夜を過ごすのに、日本語は必須じゃない。音楽は世界共通だし、客はフレンドリー、大型クラブには毎月何千人もの外国人ゲストが来てる。ネックになるのはドアとバーの2か所だけ。日本語でのちょっとしたやり取りに、つい焦ってしまう瞬間だ。このガイドでは、英語で一番遊びやすいクラブはどこか、入場と注文をどうこなすか、そして事前に用意したゲストパスが、みんながつまずく部分をどう解消してくれるかを紹介する。
言葉の壁が実際にぶつかる場所
正直に言おう。フロアの上では言葉なんて関係ない。128BPMのキックドラムに合わせて世間話をするやつはいない。困るのは2つのやり取りに集中している。
1つ目はドア。歩いて近づくと誰かが金額を言い、パスポートを出す必要があって、しかも見たこともないドリンクチケットの仕組みがあったりする。カバー料金やIDの指示を聞き取れないと、列が止まって、まるで自分が悪いみたいな気分になる。
2つ目はバー。うるさいし、バーテンダーは大忙し、「ジントニック1つください」が指差しと混乱に溶けて消える。ドリンクはだいたい1杯700〜1,000円で、カードのタッチじゃなくて現金かドリンクチケットを求められる店が多い。
それ以外——クローク、トイレ、喫煙所、友達を探すこと——は世界共通か、記号で案内されてる。ドアとバーさえ攻略すれば、言葉の壁は基本的に消える。ルールやマナー全般のおさらいは、まず行く前に知っておくことを読んでおこう。
英語が一番通じる大型クラブ
日本語が話せない人にとって、一番安全なのは大型のクラブだ。客数で回ってるし、スタッフは何千人もの海外ゲストを日々さばいていて、システムは人をテンポよく流すように作られている。
| クラブ | エリア | ドアでの英語 | メモ |
|---|---|---|---|
| T2 SHINJUKU | 新宿・歌舞伎町 | 良い | 複数フロアの大型クラブ、外国人客に非常に慣れている |
| WOMB | 渋谷 | 良い | テクノ/ハウスの老舗、英語対応も問題なし |
| ZERO TOKYO | 新宿・歌舞伎町 | 良い | 巨大な新世代クラブ、国際的なブッキング方針 |
| V2 TOKYO | 六本木 | 抜群 | EDM/ヒップホップ、テーブル中心、英語前提の客層 |
| 六本木のクラブ全般 | 六本木 | 抜群 | 観光客と在住外国人を前提に作られている |
ここに挙げた店ならどこでも、英語で「Hi, how much is cover?(カバーいくら?)」と聞けば答えが返ってくる。フルの会話を期待しちゃダメ。返ってくるのは金額と、IDチェックへの身振り、それとドリンクチケット。やり取りはそれで全部だ。
エリアで選びたいなら、地域別ガイドが詳しい。新宿のおすすめナイトクラブ、渋谷のおすすめナイトクラブ、そしてWOMB系のクラブが好みならテクノクラブまとめをどうぞ。
六本木、英語がデフォルトの街
日本語が本当にゼロで、とにかく一番ラクな道を行きたいなら、六本木へ。東京で最もインターナショナルなナイトライフの街だ。客層はミックスで、スタッフは英語がデフォルト、音楽もアンダーグラウンドな路線より、世界的に馴染みのあるEDMやヒップホップ寄りになる。
その代わり、六本木は客引きが一番しつこく、たまに怪しいバーもある街でもある。名の知れた大型クラブに絞って、路上で「いい店に連れてくよ」と声をかけてくる連中は全部無視すれば大丈夫。これについては東京ナイトライフの安全と詐欺対策でそのまま扱っているので、行く前に読んでおく価値あり。
3つの主要エリアを横並びで比べて、自分に合うのはどこか知りたいなら渋谷 vs 新宿 vs 六本木のナイトライフを見て。ざっくり言うと、英語が一番ラクなのは六本木、トレンドの発信地は渋谷、一番ローカルで、ちょっと冒険できる人には一番楽しいのが新宿だ。
入場:英語でのゲストリストと入り方
ドアには3ステップあって、どれも日本語なしでこなせる。
- カバーチャージ。 入場料を払う。だいたい¥2,000〜¥4,000で、ドリンクチケットが1〜2枚ついてくることが多い。仕組みがよくわからなければ東京クラブのカバーチャージ解説に金額を整理してある。
- IDチェック。 これは絶対。20歳以上であること、そして現物のパスポートを見せる必要がある。写真やコピーは、ほとんどのドアで受け付けてもらえない。詳しくは東京クラブのパスポートルール。
- 支払い。 ドアは現金優先のところが多い。円を持っておくこと。カードのタッチが効くと思い込まないように。東京クラブでの支払い方を参照。
日本語が話せない人にとって最高の一手は、着く前に入場を済ませておくこと。ゲストリスト(またはゲストパス)があれば、名前かQRコードがすでに登録済みになるので、ドアでのやり取りが「スキャン、ID、入場」だけに縮む。うるさい入口で金額を交渉する必要なし。リストの仕組み全般はゲストリストの載り方を読んで。
日本語なしでバーで注文する
東京の大型クラブのバーテンダーは、一晩中ずっと英語のオーダーを聞いてる。シンプルに、大きな声で。
やるべきこと
- ドリンク名を言って、数は指で示す
- ビール、ハイボール、ジントニック、ウォッカソーダ、テキーラに絞る
- 現金かドリンクチケットを見える位置に
- ドリンクを受け取ったらサッと移動
やってはいけないこと
- 混んでるクラブで凝ったカクテル
- カードのタッチが効くと思い込む
- チップを渡す、おつりの儀式を待つ
- 受け取った後もバーに居座る
- ドリンク名を言って、数は指で示す。 「Two beers」プラス指2本は無敵。
- 簡単なオーダーに絞る。 ビール、ハイボール、ジントニック、ウォッカソーダ、テキーラはどこでも通じる。混んでるクラブで凝ったカクテルは避けよう。
- 現金かドリンクチケットを用意しておく。 見える位置に持っておく。これだけで「仕組みわかってます」のサインになって、全部がスムーズになる。
- チップは不要。 チップは渡さない、おつりの儀式も待たない——ドリンクを受け取ったらサッと移動して、次の人が頼めるように。
カバー、ドリンク、帰りのタクシーまで含めて出費を気にしてるなら、東京ナイトライフの予算ガイドに一晩のリアルな合計額を出してある。
夜遊びで使える日本語フレーズ
必須じゃないけど、ちょっとした一言が好印象を生んで、角を丸くしてくれる。発音は考えすぎなくていい。スタッフはちゃんと汲み取ってくれる。
| 英語 | 日本語 | 読み方 |
|---|---|---|
| Excuse me / Hello(呼びかけ) | すみません | Sumimasen |
| One beer, please | ビールひとつ | Beeru hitotsu |
| How much? | いくらですか | Ikura desu ka |
| Cash | 現金 | Genkin |
| Where’s the exit? | 出口はどこ | Deguchi wa doko |
おまけが2つ。「ありがとう」(thank you)と**「だいじょうぶ」(it’s fine/大丈夫)で、たいていの丁寧な場面はカバーできる。客引きや押しの強い相手がうっとうしいときは、手で軽く払いながらキッパリ「だいじょうぶです」**と言えば、はっきりした「No」として効く。
夜が終わったとき、本当に日本語が試されるのは電車だ。終電(だいたい0時〜1時くらい)を逃したら、タクシーか始発まで待つかの世界に突入する。終電後に帰る方法で計画を立てておこう。
英語ゲストパスが壁を取り除く仕組み
ここまでの話は全部なんとかなる範囲だけど、初めての人が言葉の壁を一番強く感じるのはやっぱりドアだ。疲れてるし、うるさいし、後ろには列がある。英語のゲストパスは、その瞬間をまるごと消してくれる。
クラブを選んで、名前を入れて、英語のQRパスを受け取る。ドアではQRを見せて、パスポートを見せれば、それで入場完了。カバーの金額をその場で計算する必要も、ドリンクチケットの質問を身振りで伝える必要もない。同じクラブ、同じ客層、ただ入口でのバタバタがないだけ。しかも普通はフルのカバーじゃなくゲスト料金になるから、安くもなる。
新宿に行くなら、T2のパスは今すぐ取れる。T2 SHINJUKUの英語ゲストパスを取得。全部これが初めて? それなら東京ナイトクラブ初心者ガイドと合わせれば、ドアもバーも言葉も、ホテルを出る前に一晩まるごと準備完了だ。