要点だけ先に
- 東京の多くのクラブのカバーは 2,000〜4,000円。店とその夜次第で変わります。
- 基本は一律の入場料。大型クラブなら ドリンクチケット が付いてくることがほとんどです。
- 海外DJの来日・週末・祝日 は値段が一気に上がり、平日のほぼ倍になることも。
- 一番手軽な節約法は ゲストパス。1人あたりおよそ1,000〜2,000円浮きます。
「カバーチャージ」とは、ドリンクを1杯頼む前の、ただ中に入るためだけのお金。東京ではほぼどのクラブでも当たり前にかかります。そして観光客にとっては、一番読みにくい出費でもあります。英語で金額が出ているとは限らないし、その夜によって額がコロコロ変わるからです。ここでは、実際にいくら払うのか、その額で何が手に入るのか、そしてどうすれば安く済むのかを順に見ていきます。
東京のカバーチャージとは
カバーチャージは、入口で現金一括で払う一律の入場料です。その夜クラブに入るための料金で、ドリンクもクロークも、店内で使う他のお金とは完全に別。東京のちゃんとしたクラブはほぼ全部これを取ります。たまにある「カバーなし」の夜は、あくまで例外です。
イメージはフェスのゲート代に近いです。ゲートを通る料金と、中に入ってから使うお金は別の財布、という感覚。カバーは入口を通るためだけの料金で、そこから先は全部上乗せです。この入場料を先に把握しておくこと。それだけで「今夜、結局いくらかかるんだろう?」というモヤモヤがほぼ消えます。
実際にいくら払うのか
ふつうの週末の夜なら、ざっくりこのあたりが目安です。
カバーはほぼ必ず 1人ごと、しかも 現金 です。さらに多くの店では、掲示されている当日料金より安い フライヤー持参料金 や 割引料金 が用意されています。これはゲストパスと同じ発想で、ポスターの金額が地元の人の払う金額とは限らない理由でもあります。
カバーに含まれるもの
東京では、カバーに ドリンクチケット1枚(クラブ用語で「1D」)が付くことがよくあります。バーでスタンダードなドリンク1杯と交換できる券です。だから「ドリンク付き3,000円」のカバーは、何を頼むか次第ですが、実質2,300〜2,500円くらいの純粋な入場料に近い、と考えていいでしょう。
カバーに含まれることが多いもの
- その夜まるごとの入場
- バーで使えるドリンクチケット1枚(「1D」)がつくことも
含まれないもの
- 2杯目以降のドリンク
- クローク(500〜1,000円)
- テーブル・ボトルサービス(別予約)
カバーが高めの夜は、それが「1D」なのか「2D」なのかを確認しましょう。付くチケットの枚数で、実質の負担はけっこう変わります。
人気の夜だけ値段が上がる理由
カバーは固定ではなく、需要に連動して動きます。上がるのはこんな夜です。
- 海外・目玉DJの夜: 店がブッキング料を払っている分、それがカバーに乗ります
- 金曜・土曜: ほぼどこでも平日より高め
- 連休: 年末年始、ゴールデンウィーク、お盆は年間で最も入場料が高くなります
- カウントダウン・テーマイベント: 独自の値付けがある一夜限りの催し
こういう夜は、当日料金がふつうの火曜のほぼ倍になることも。だからこそ、事前に割引を押さえておくと一番効きます。
安く抑えるコツ
当日料金は、払う額の上限です。ふつうの大型クラブの週末なら、ゲストパスを使うことで入口の料金はこのあたりまで下がります。
そこから下げる手はこれ。
- ゲストパスを取る。 一番手軽な手です。到着前にゲスト料金が確定でき、たいてい1人あたり1,000〜2,000円安くなります。仕組みの詳細はゲストリストの使い方をどうぞ。
- 締め切り前に入る。 ある時間(多くは深夜0時か23時)より前は割引・早割になる店もあります。どうせ早めに飲み始めるなら、まるまる得です。
- 平日に行く。 木曜のクラブは、同じような遊びでも週末より安く上がります。
- ドリンク券の有無を見る。 ドリンク付き3,000円は、ドリンクなし2,500円よりお得。券の分を勘定に入れましょう。
T2 SHINJUKU は今まさにゲストパスを配布中です。こちらから入手できるので、夜を決める前にゲスト料金がいくらになるかをきっちり確かめられます。
エリア別の相場
基本の傾向は東京全体で共通ですが、エリアごとに少しクセがあります。
| エリア | カバーの目安 | 傾向 |
|---|---|---|
| 新宿 | ¥2,000–¥3,500 | わかりやすい主要なクラブ。T2 SHINJUKU はゲストパス配布中 |
| 渋谷 | ¥3,000–¥4,000 | 大型テクノやイベントの夜は相場の上限に寄っていく |
| 六本木 | ¥0–¥4,000+ | 振れ幅が一番大きい。安く・無料にしてドリンクで回収するクラブも。その場の空気を読んで |
3エリアがそれ以外の点でどう違うかは、渋谷 vs 新宿 vs 六本木をご覧ください。
入口で必要なもの
カバーは現金が基本。準備して向かいましょう。
- カバー代+少し多めの現金。 クロークも最初の1杯も現金のことが多いです。海外発行カードはどこのセブン-イレブンのATMでも使えます。
- パスポートの現物。 カバーの有無に関係なく入場に必須です。割引を使っても本人確認は免除されません。
- 20歳以上であること。 入場と飲酒の境界線で、入口でチェックされます。
カバーを先に片付けて、現金とパスポートを持っていけば、入口はただの通過点になります。出かける前に知っておきたいその他のことは、行く前に知っておこうをどうぞ。カバーに付く「1D」「2D」の詳しい使い方はドリンクチケットの基本ガイドにまとめています。