まずは結論
- 東京のクラブはほぼ例外なく、外国人ゲストに入口で パスポート(実物) の提示を求めます。
- 写真やコピーは基本的にNG。受け付けてもらえるのは本物だけです。
- 入場できるのは 20歳以上。その年齢を確かめる手段がパスポートです。
- パスポートを忘れると入れません。「あと一歩で台無し」の原因として、これが一番多いです。
クラブに入るだけなのに、本当にパスポートがいるの? 訪れる人がいちばん面食らうのがこの点です。東京では、答えはほぼ「イエス」。一晩遊ぶのに持ち歩くには大げさに感じるかもしれませんが、ちゃんとした理由があります。仕組みさえ知っておけば、入口で慌てることはありません。
ルールは毎回パスポート
外国人ゲストに求められるのは、いつだって 本物のパスポート。母国の運転免許証でも、学生証でも、スマホの写真でもありません。冊子そのものです。新宿・渋谷・六本木の大型クラブはどこも対応が統一されていて、混み合う夜ほどきっちり確認します。
入口で通用するもの
- 本物のパスポート(観光客はこれが唯一確実)
- 在留カード(外国人の在住者)
- 運転免許証やマイナンバーカード(日本人ゲスト)
たいてい通用しないもの
- スマホに入れたパスポートの写真
- 印刷したパスポートのコピー
- 母国の運転免許証
- 学生証
明らかに20歳を超えていても、何度も通っている常連でも、地元の友達と一緒でも関係ありません。入口はあなたを値踏みしているわけではなく、ただ全員に同じルールを当てはめているだけです。
東京のクラブがパスポートを確認する理由
理由は2つ。そして互いに支え合っています。
- 年齢確認。 日本ではクラブ入場も飲酒も20歳から。外国人ゲストの年齢を証明する書類として、入口がいちばん信頼するのがパスポートです。
- 本人確認の記録。 クラブは風営法のもとで営業しているため、来た人が名乗ったとおりの本人かどうかを確かめる必要があります。観光客が持ち歩く身分証のなかで、パスポートは最も整っていて、最も偽りにくい一枚です。
ホテルのチェックインと同じだと思ってください。あなた個人がどうこうではなく、そういう書類を前提に仕組みが組まれているのです。むしろ何も確認せず通してくれるクラブのほうが珍しく、たいていは行きたい店ではありません。
写真やコピーがたいてい通用しない理由
ここでつまずく人が多いです。スマホに保存したパスポートの写真や、印刷したコピーは、大型クラブの入口では まず受け付けてもらえません。実物を見たがるのには理由があって、写真は簡単に加工できたり他人のものを使い回せたりするうえ、そもそもルール自体が「実物を見せる」前提で書かれているからです。
小さめの店はもう少しゆるいこともありますが、当てにはできません。タクシーで街を横切ってたどり着いた入口で「ここは厳しいタイプだった」と知るのは、最悪のタイミング。本物さえ持っていれば、この問題は最初から起きません。
在住者と日本の身分証
日本在住なら、在留カード がパスポートの代わりとしておおむね通用します。日本人ゲストは運転免許証やマイナンバーカードを使います。外国人の在住者は在留カードがあればほとんどの入口で問題なく、わざわざパスポートまで重ねて持つ必要はありません。
ただし観光客は別。確実に通用するのはパスポートだけで、国内の身分証という代替手段がない以上、冊子を持っていくしかありません。
20歳以上ルール
20歳がはっきりした境界線です。入場も飲酒も20歳から。この2つは入口でまとめて確認されます。「20歳未満だけどお酒は飲まない」という抜け道はありません。20歳に届いていなければ、パスポートを持っていようがいまいが入れません。ただし一部18歳から入れる店もあります。詳しくは 18・19歳でも入れるクラブと年齢確認ガイド を。
年齢の異なるメンバーで出かけるなら、列の先頭で気づくのではなく、家を出る前に確認しておきましょう。グループ全員が同じ基準をクリアしている必要があります。
入口をスムーズに通過するには
ちょっとした準備で、この手間はまるごと「気にしなくていいこと」になります。
- 実物のパスポートを持つ。 写真でもコピーでもありません。薄いカードホルダーやファスナー付きのポケットに入れておけば、遊んでいる間も安心です。
- 列の先頭に着く前に取り出しておく。 自分にとっても、後ろに並ぶ人にとっても、入口の流れがよくなります。
- 20歳以上で、すぐ提示できる状態に。 パスポート1枚で、年齢と本人確認の両方をまかなえます。
- 入場料の段取りも前もって。 ゲストパスが料金を、パスポートが入場をカバー。この2つがそろえば、入口はただの通過点になります。
出かける前のチェックリスト一式(入場ルール、ドレスコード、終電など)は行く前に知っておこうへ。まずは初めての人向け完全ガイドから読み始めるのもおすすめです。