ざっくり要点
- ドアで必ず聞かれるのでパスポートは持参を。法定年齢は20歳です。
- 入場料は**¥2,000〜¥4,000**が目安(ドリンクチケット付きが多い)。ゲストパスがあれば割引、または無料に。
- エリアはその日の気分で。渋谷は音、新宿は大型クラブ、六本木は国際色とVIP。
- 終電は約0時、始発は約5時。早めに切り上げる・タクシー・朝まで遊ぶ、のどれかを先に決めておきましょう。
東京の夜遊びは、世界でも指折りの面白さです。ワールドクラスのテクノ、巨大なメガクラブ、隠れ家みたいな地下、屋上のVIPルーム。それが全部、数駅の距離にぎゅっと詰まっています。とはいえ初めてだと、戸惑う場面も少なくありません。店ごとに違うドアのルール、ネットには載っていない入場料、そして本番前に出てしまう終電。このガイドはそのモヤモヤを丸ごと解消して、最初の夜をスムーズにするためのものです。
ホテルを出る前に
入れるかどうかは、たった2つで決まります。まず、パスポートの現物を持ち歩くこと。東京のクラブはほとんどが、外国人ゲストにドアでパスポートの提示を求めます。スマホの写真ではまず通りません。日本在住なら在留カードでもOKです。もう1つ、入場も飲酒も20歳から。ドアできっちりチェックされます。一部18歳から入れる店もあるので、詳しくは 年齢ガイド を。
次に現金。カードが使える店は年々増えていますが、ドア、クローク、一部のバーは今も現金が基本です。お金はセブン-イレブンかローソンのATMで。海外発行のカードに対応していて、ほぼどの角にもあります。それと、チップは一切不要です。日本にその習慣はなく、渡そうとすると相手を困らせてしまうこともあります。
やるべきこと
- 現物のパスポートを持参(日本在住なら在留カード)
- 20歳以上であること — 入場も飲酒も法定年齢は20歳
- 現金を持つ。円はセブン-イレブンかローソンのATMで下ろす
避けたいこと
- スマホのパスポート写真に頼る — たいてい通用しない
- どのドアもバーもカードが使える前提でいる
- チップを渡す — 習慣がなく、相手を困らせる
一晩でいくらかかるか
入場料の相場は**¥2,000〜¥4,000**。たいていドリンクチケットが1〜2枚付くので、最初の数杯は実質タダと考えていいです。大物DJの特別イベントはもう少し高め、小型クラブのアンダーグラウンドなフロアはもっと安いこともあります。そのあとのドリンクは、1杯**¥700〜¥1,200**くらいが目安です。
安く上げるコツは2つ。まずゲストパスやゲストリストでの入場なら、入場料が割引、または無料になります。そして深夜のピーク前、早めに着けば、ドアが安くなったりタダになったりすることもよくあります。
エリアの選び方
渋谷 — 音で選ぶなら
音目当てなら渋谷が中心地です。テクノやハウスのガチなダンスフロアWOMB をはじめ、ヒップホップやR&Bのフロアも揃っています。客層は地元勢と旅行者の半々くらい。ドレスコードはゆるめで、清潔なスニーカーで問題なし。主役はあくまでDJです。
新宿 — 大型クラブと選択肢の多さ
新宿、とくに歌舞伎町あたりは、ぎゅっと密集してネオンがギラギラ、いい意味で少しカオスです。大型クラブから幅広いジャンルまでが狭い範囲に集まっているので、ハシゴがとにかくしやすいエリアです。
六本木 — 国際色とVIP
六本木は東京で最も国際的なエリア。初めての夜に「英語が通じて、ノリのいいフロアで遊びたい」なら、いちばん入りやすい場所です。ボトルサービスとVIPテーブルの本場でもあります。その分、服装は少しきちんとめが求められます。それと、看板のないバーへ強引に連れて行こうとする客引きは、相手にせず無視しましょう。
@tk_nightclub
何を着ていくか
迷ったらスマートカジュアル。これならどこでも安全圏です。テクノのフロアはゆるめなので、清潔なスニーカーにちゃんとしたトップスで十分。六本木やVIP寄りの店は、ワンランク上を求めます。襟付きのシャツと、きちんとした靴で。逆に、きちんとめの店で最速で門前払いを食らうのが、ビーチサンダル・タンクトップ・スポーツウェアです。
タイミングと帰り方
ドアが開くのはたいてい22〜23時ごろ。フロアが埋まり始めるのは1時以降で、ピークはおおむね1〜3時。多くのクラブは5時まで開いています。
ここが初心者全員がハマる落とし穴です。終電は0時前後、そして始発は約5時。つまり、現実的な選択肢は3つしかありません。0時前に切り上げる、タクシーで帰る、あるいは地元勢の多くがそうするように5時ごろまで遊んで始発で帰る、です。
VIPテーブルとは
VIPテーブルとは、**ミニマムチャージ(最低消費額)**付きの専用スペースを予約することです。最低額はボトルを注文して満たす仕組み。その代わり、専属のホスト、自分たちだけのエリア、そしてグループ全員ぶんの優先入場が付いてきます。最低額はクラブやその日のイベントで変わるので、いちばんラクなのは事前に手配しておくことです。
@octagon_tokyo
夜を気持ちよく楽しむために
- 写真: ダンスフロアでの撮影は基本的に控えめに。ドアでスマホのカメラにシールを貼る店もあります。
- 喫煙: 屋内は制限があるので、指定の喫煙ルームで。
- 安全: 東京は世界でも屈指の安全な夜遊びの街。普通のクラブの常識を守って、正規のタクシーを使えば大丈夫です。
- 薬物: ダメ。絶対に。日本の法律は極めて厳しく、観光客だからといって大目に見てはくれません。
パスポートと帰りのルートだけ先に押さえて、あとはその日の気分でエリアを選ぶ。それだけで、東京の夜は驚くほどあっさり開けていきます。
店内での細かいマナーが気になったら、ドリンクチケットの使い方、写真・動画の撮影ルール、クラブでの喫煙事情 も出発前にどうぞ。